ふだん着物の髪型


着物を着るときに肝心なのが髪型。
結婚式などの正式な場ではないふだんのお出かけなら美容院へ行かずに自力で整えてみましょう。

 

 

 

 セルフセットのための工夫  

どんな風に仕上がるかはそのとき次第。
それが素人らしさということで、気軽に楽しんでみましょう。

ロングヘアでもショートヘアでも、大別して
紬や小紋などカジュアル着物ほど「さりげなく」
付下げなどよそ行き度がアップするほど「これ見よがし」
をキーワードにまとめると調和するように思います。

ちなみに、髪はきものを着付ける前にまとめておきます。
後からすると、きものを汚しやすく、腕を高く上げると着崩れの原因になります。

★まとめ髪のスゴ技グッズ・盛り髪ベース


髪をアップするとき、ボリュームを出すために逆毛を立てる代わりに使います。
洋服の肩パットのような形状で、表面がマジックテープ状になっています。
逆毛を立てたい部分にのせて上から髪をかぶせるだけでOKです。
写真のノーブル㈱『盛り髪ベース』の他、400~600円程度で市販されています。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ノーブル 盛り髪ベース 大・小各1個入 NOBLE
価格:600円(税込、送料別) (2017/7/10時点)

 

 

 

 

 ふだん着物の髪型例 

★その1

この髪型に使った小道具↓

一般的な付髪、プチシニオンタイプ。
これなら適当にアップにしてピンで留めるだけ。
髪が短めでまとめにくいときには細い糸の網をかぶってから付けると崩れにくいです。

★その2

 この髪も1と同じ付髪を使用

右上の方でゴムで止めてお饅頭を作り、輪になった付髪を回りに付けているだけ。若い方におすすめ。
一般的に若い方ほど上、年配は下でまとめるのが似合います。

★その3

 きちんと感を出したいときには

簡単に夜会巻きができるという市販のコームを使用。
まず、頭にふくらみをつけるため、逆毛代わりに内側に黒のカーラーを一本巻き、芯を作っておきます。
それを隠すようにコームを使ってとめます。

★その4

 かんざし付けるときには

目立つピンを使わずに、黒の櫛ピンで目立たないように隠します。

★その5

上の2つの髪型に使った小道具は同じ。
左右に櫛ピンのついた伸縮性のあるビーズの髪飾りを使っています。
左は適当にアップしてから止めています。
右はゴムでポニーテールのようにまとめて丸めて止めているだけ。
カジュアルな着物ならこれで十分です。

広告


★その6

段カットのセミロングの方向き、切らなくてもできるボブヘア。
こめかみから下半分を右の2本のピンで止め、上半分をかぶせると出来上がり。
きちんとアップしすぎるとかえって不自然に感じる、カジュアル着物や浴衣などにおすすめです。

★その7

ロングヘアのレトロロマン風まとめ髪。
全体にワックスを馴染ませ、ひねりながら右サイドに持ってきて、
例6と同じピンを使って留めました。
毛先をカールして隠すようにピンでとめ、簪を2本。

★その8

一番簡単なまとめ髪です。
後頭部をふっくらさせるために後頭部に盛り髪ベースを入れ、髪をかぶせます。
襟足でねじりながらひとつにまとめ、毛先を内側に入れ込んでクリップで留めます。このクリップは一般的な市販品で、革製の花飾りが付いています。
選ぶポイントはクリップ部分が黒でなるべく目立たないこと。

★YouTubeでもご覧いただけます

★その9

夜会巻きコームを使った外巻きの簡単アップ。
8と似ていますが、ねじる向きが反対に外巻きになります。
髪のラインが綺麗に出て、とめ方によってふくらみの調整もできます。
ただし、8よりも少し髪の長さが必要です。

 

★YouTubeでもご覧いただけます

★その10

肩から浮くくらいのショートヘアのお若い方向けの髪型です。
前髪以外の髪全体を、少しずつ束ねてゴムで留め、ソバージュヘアーにします。
細かい三つ編みにしてクセ付けてもいいでしょう。
ピンを使ってトップ、サイド、衿あし、すべての髪を後方中央へ向かって無造作に留めます。ふだん着物ならこれだけで十分。
髪飾りなどをお好みで付けます。
ふだん着物ならさりげないものを、大きな花の髪飾りなどをつけると晴れ着などにも応用できそう。

★その11

肩下10cm程度のくせ毛のロングヘアの方です。
頭頂部後ろに盛り髪ベースを隠し入れ、左右からふんわりと編み込んでいきます。
最後は後ろで左右とも毛先を自然にカールさせてピンで留めているだけ。
ストレートヘアの方はあらかじめカールさせておきましょう。
長時間持たせるには、バレッタや櫛でしっかり留めておく方が安心です。

ふだん着物の髪型 例1

広告